フローラル出版様の新刊単行本です。
A5判、328頁、上製造本そして函入り
シュリ・プリタジ先生、シュリ・クリシュナジ先生の共著。
先生方はインドにある「悟りのワールドセンター・EKAM」を中心とする
ワンネスムーブメントの共同創設者です。
世界的なリーダーや著名人、大企業やその経営者たちの
メンターとしても知られていらっしゃいます。
そして、翻訳は関口香先生、監修は佐野直樹先生の本になります。
フローラル出版様との仕事_1
フローラル出版様との仕事_2
フローラル出版様との仕事_3
装丁に関して、
函入りの書籍は何年ぶりでしょうか….
なかなか機会がないのですが、
編集担当・T代表よりそれをお聞きした際、
モチベが一段階上がりました。
カバーデザインは、原書があるため
そのデザインを意識しつつ白地に文字中心で構成。
シンプルに2色印刷にし、その代わり紙はファインペーパーを使用。
ONENESSロゴが良いデザインアクセントになりました。
一方で函デザインは、リクエストをいただき
著者先生方のphotoを大きめに配置してあります。
カバーと函デザインの差がより出ましたね。
↓カバー・表紙の紙銘柄はシャインフェイス、加工に変化をつけて。
シャインフェイスを使用した装丁_1
シャインフェイスを使用した装丁_2
カバーと表紙の紙はシャインフェイス、上品に光る紙です。
それに印刷の特色金インキは、LR輝を使用しております。
加工については、カバー:グロスPP加工。表紙はニス引き。
カバーは函から出し入れがあるため耐久性優先でそのように。
結果的に、紙は銘柄NKベルネのような質感に、
スミ文字等も圧が加わることで濃くなり予想以上に効果的でした。
インキ_LR輝を使用した装丁_1
インキ_LR輝を使用した装丁_2
シンメトリー系デザインの上製本仕様は、より神経を使いますが、
特に今回は函入りです。そのサイズに合わせたデータ作成など
印刷所の方と直接連携させていただき、良い仕上がりとなりました。
本書の巻末にはワンネスで学ぶ日本人の方々の体験談、
またエピローグには、日本人向けの質疑応答も掲載されております。
コロナ禍の影響で日本での出版遅延を経て、
2024年末、このタイミングで刊行される意義もあったのではと思います。
ぜひ、この機会に本書でワンネスムーブメントに
触れていただけたらと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
12.20頃発売予定
装丁、本文デザイン担当